ゴルフをしている方で腰痛に悩んでいる方は多いようです。ゴルフと腰痛との関連は、コースを1日中歩くことでストレスが溜まる場合もありますが、やはりスイングにあります。
特に初心者の方が無理なスイングをすると、翌日には筋肉痛になってしまう、ということが顕著ですが、プロレベルの方でも多く発症します。
最も多い原因は、スイングの際に腰を過度に捻ってしまうことです。ゴルフのスイングには、腰椎部の過度な回旋が要求される場合が多いものですが、腰椎の可動域は少ないものです。
そして、腰椎を無理に引っ張ることを繰り返すと、腰椎には様々な障害が起こり得ます。腰椎がショックを受けると、腰椎同士の間に位置する椎間板が刺激されます。そしてヘルニアになってしまうという例も多いようです。
椎間板ヘルニアになると、椎間板の中にある髄核が外側に突出し、突出したスペースにもともとある神経を圧迫してしまい、強い痛みや痺れなどが出現します。このことで、ゴルフを断念する場合も多くなります。
ゴルフをする楽しみの1つが、距離を伸ばすことです。また、上手くなりたいと思う方がほとんどです。飛距離を伸ばし、コントロールを身に着けるためには、スイングを向上させることはもちろんですが、普段から腰への負担を軽減させることも大切です。
長時間のデスクワークも良くありません。腰は立っている状態よりも座った状態でより大きなショックを受けます。腰にダメージを与えていると思ったら必ずストレッチや休息をとることを実施すべきです。
また、ゴルフをする前、プレイした後のストレッチなども欠かせないものです。筋肉が硬い状態でプレイすると、色々な影響がより出安くなってしまいます。もし痛めたら、しばらく休息をとりながら、腰をより丈夫なものにしていくことも必要です。