腰痛改善のためには薬や注射、ツボやマッサージなどが効果的ですが、病院や治療院に通って治療を受けるばかりではなかなか高い効果は発揮されません。
出来る限り、体操やストレッチ、そして姿勢の矯正などを自覚することによって実施していくことが大切です。
また腰痛の改善には食事を考えることも大切です。食事を通して効果の高い成分をよく吸収すれば、治療によって排除した老廃物の変わりに栄養素を患部に与えることができて、高い改善効果を発揮することが可能になります。
まず、ビタミンB1などが考えられます。ビタミンB1の効果は、体に必要な糖分を摂取するために必要なエネルギーを蓄えておくことができます。
このビタミンB1は、豆腐や豚肉、玄米などに特に多く含まれていますので、メニューを考える際には参考にすると良いと思います。
また、ビタミンEは血行を良くします。とくに末端の手足などの器官に対して優れた効果を発揮します。マーガリンや豆腐、豆類、かぼちゃなどはビタミンEの宝庫です。
そして、ビタミンB12は末梢神経の傷を治してゆく働きを持っています。腰痛にはやはりカルシウムが大切な栄養分です。
骨の衰えを避けるために、カルシウム、コンドロイチンなどをよく摂取すれば、歯や骨の発達を促進させます。
カルシウムを体内に運んだら、運動をするとより効果はアップします。これらの中で比較的摂取しやすい、買い求めやすいものは、豆腐やカルシウムです。
毎日豆腐を食べ、牛乳を飲む習慣をつけるとよいと思います。またカルシウムを摂取したら体操やストレッチをすれば、吸収力が高くなり、筋肉を鍛え、ほぐすこともできます。
腰痛改善のためだけでなく、栄養の充分な摂取は他の病気の予防にも貢献します。
他の病気を併発してしまうと、腰痛にも悪影響が多くなりますので、バランスのよい食事は腰痛改善には必須といえます。
また肥満の解消も大切です。体重が増えればそれだけ腰の骨には余計な負担が増えてくるばかりです。