腰痛は辛いものです。重たるい感じ、しびれる感じ、刺されるような痛み、電気ショックのような痛みなど、その人によって様々です。
腰を前かがみにしたり反ったりすると痛みはよりひどくなる場合が多くなりますので、日常生活をすることもままならなくなることが常です。
このことからストレスも多くなってきて、精神的な病気になる可能性も出てきます。我慢出来ない痛みとして、夜間痛があります。
疲労して眠いので横にはなりますが、横になっても痛みが持続するため、姿勢を変えたり、起き上がりたくなったりすることも多くなります。
起き上がりたくなってもうまく起き上がれず、という悪循環を繰り返し、やがては寝てしまい、夢見心地も最悪な状態で、また朝に起きると痛みを普通に意識しなければならなくなります。
特に急性期ではこのような状態になることが多く、急性期を早く脱したいと願うばかり、というような状態になってしまいます。
腰痛が原因となって、腰の部位以外にも痛みや痺れが起こるタイプのものもあります。特に腰痛に伴ってくる可能性が高いものが、坐骨神経痛です。
坐骨神経が圧迫を受けてしまうと、足にまで伸びている坐骨神経の伝達の具合が悪くなって、上手く歩くことが出来なくなったり、足の感覚が麻痺してしまう場合も考えられます。
またしばらく歩くことはできても、急に歩くことができなくなり、しばらく休まなければならない、という間欠性跛行になる場合もあります。
間欠性跛行では歩くことができる距離も場合によってまちまちになり、生活もしずらくなってきます。
腰痛の症状が出たらその原因を特定することが大切です。病院では症状によって原因となる病気を特定することが可能です。
また腰痛は急性期の場合、安静が大事と言われています。安静にしなければ、腰痛は悪化し、また治すためにかかる時間も長くなってしまいます。
腰痛の原因となる病気や外傷によっても様々ですが、痛みがひどい場合にはよく冷やし、また逆に慢性化してきた場合には温めることが大切です。