まずは下の2つの動画をご覧下さい。中川先生がすべり症の原因、施術法をご説明しています。
分離を起こす部分を椎弓部といいます。それは上の関節と下の関節で挟まれて割れるんですね。
割れるというか骨が離れてしまいます。この骨は、胎児の時には離れていた骨なんです。
簡単に挟んで割れる人と、少々やっても割れない人と、産まれてきたけど引っ付いてない人。それが分離症を発症する原因です。
それから、どうゆう動作で分離が起こるかというと、体を反る。
例えば、サッカーをする時にボールを蹴るために足を思いっきり後ろに反る、ヘディングをする時に反る、ピチャーは投げる時に反る、バッターも打つときに反って振る。このような動作の刺激が原因で、離れます。
1回で離れてしまう場合もありますし、何回か蓄積して離れる場合と様々です。
サッカーの時に足を後ろへ上げたら、腰が必然的に反りますが、そういう腰が反らないように、足を後ろへ上げる筋肉を柔らかくしておくっていうのが、一番の予防になりますね。
やはり、分離症・すべり症は少年にとても多く、特に分離症は少年期で激しいスポーツを行っている人に多く、統計によると10%強くらいは、小・中・高生に発生しています。
これは骨が完全に形成されていないときに、生理的な許容度を超えた腰のひねりや反り、屈伸などのストレッチが与えられることによって、分離することが多いのです。
しかしこういう状態になった人の何%かは痛みもなく、無症状で生涯を送る人もあり、いまだに不明な部分も多く、完全にそのメカニズムも解明されていません。
一般成人で分離を起こす人の場合は、持続的に腰を使うような仕事や、瞬間的に腰を反らすようなことをしたときが多いようです。
それが更に深く、どんどん上下の関節で、割れたところへ入ってくると、骨が移動する。食い込んでくると骨は必然的に前後に動いてしまう。これがすべり症です。
こちらの画像をご覧頂くと分かりやすいと思いますが、このような原因で、分離症・すべり症が発症します。
ほとんどの場合第五腰椎に起こりますが、時には第四腰椎などにも起こることがあります。
激しいスポーツをする人や重労働をする人に多くみられますが、脊椎がこの状態にある人たちのすべてに症状が出るわけではありません。
また、たまたまレントゲン検査をして見つかるといったことも多いのです。ですから、このように、痛みの症状もなく日常生活になにも影響がない場合には、 たとえ脊椎の分離やすべりの状態があったとしても、この人は“脊椎分離症とかすべり症”という病名はつけられませんし、まったく心配もいらないのです。
すべり症の場合、極端に言うと骨が階段上になってしまう。背骨が滑って、腰椎が前の方へ滑って、そして、仙骨の間が階段上になってしまう。
まだ若い間、中学の始めくらいまでは引っ付く場合もあると言われています。
ですが、私の治療法は引っ付く、引っ付かないではなく元の状態に戻してやる。挟んだのは離れる力もあるわけです。その力を加えて、その食い込んだ関節突起を話してやり、その状態を保てる筋力をつけてやる。そうすれば怖くも何ともないです。
分離症・すべり症の症状としては、やはり腰の痛み、特に腰から尻にかけての痛みが多く、椅子に腰かけているとか、立っているなど、同じ姿勢を長く続けていると痛みが強くなったりします。
また、反るような姿勢も辛くなります。
しかし、これらの症状も、安静にしていれば軽快するといった程度の人がほとんどです。
ところが、こういう人たちが病院へ行くと、医師によってコルセットをつけさせられたり、スポーツを禁止されるといった場合が多いのです。しかし、これでは患者さんの筋力をさらに弱くしてしまい、いつまでたっても痛みから逃れることはできません。
確かに、こういう患者さんは、骨格上の弱点があるのですから、これを支える腰背筋、腹筋を強くすることが大切になるのです。
ですから合理的なトレーニングで筋肉をしっかり鍛え、バランスのとれた体をつくることによって、普通の人となんら変わることなく日常生活を送るれるようになるのです。
通常整形外科でこの病気の治療をするとき、コルセットで固定し、運動を禁止されるケースがほとんどです。
確かにコルセットをしていると、痛みは軽減されますが、腰骨を支える腹筋や背筋は弱ってしまいます。その上、運動が禁止されたのでは、運動不足で体重が増加し、余計に腰椎に負担がかかり、悪循環になってしまいます。私の扱った分離症の患者さんは、即刻コルセットを外してもらい、ストレッチングと筋力トレーニングを始めます。
看護師をされている樫村さんという方でこのような事例があります。
この方は体が小さいのですが、山登りが好きなのです。それで、重い荷物を担いで山へ登って、分離すべり症になっしまったのです。
分離すべり症といっても、普通レントゲンで見てすぐ分かるのではなくて、腰が階段のようになってしまうのがひどいすべり症なんです。
この方は看護師さんでしたが、なかなか仕事が出来なくて困っていたところを、私のことを知り治療を始めました。
それで、毎日、毎日、治療をして、階段のようになった所がどうやって変化していくのかを説明してながら治療に励みました。ストレッチで少しずつ良くなって、結局最後は雪国へ嫁いだんです。
確か、新潟だったと聞いておりますが雪下ろしもしなきゃいけないし腰に負担がかかるばかりですが、「これからストレッチをずっとおやりなさい」ということで。
良くなって嫁いだという、看護師の方の例ですね。分離すべり症なんて治らないという言うレベルじゃないです。
腰が階段のようになっている、そのレベルから治ったということです。医者は「分離すべり症は治らない」という一言で済ましてしまいますが、「そういうもんじゃない」ということを強く言いたいと思いますし、事実、私の治療で何百人のすべり症の方が改善しております。
このように、「分離症」、「すべり症」の痛みを改善することは難しいものではありません。どうか、私を信じて治療に専念してみて下さい。私、中川卓爾はあなたの痛み、息子さんの痛みが改善するまで、全力でサポート致します。
Q:すべり症、分離症と診断されました。
それでも改善できますか?
A:すべり症、分離症も、椎間板ヘルニアと同じく、あくまでも症状のことです。
Q:中川式腰痛治療法は30日で改善するということですが、治療院まで行かなくても自宅で簡単にできるということですか?
A:もちろん、そうです。
自宅でやっていただくだけです。
Q:現在、腰の痛みからほとんど動くことができないのですが…
A:動けない理由にも症状は様々です。
このように腰痛が原因となって動けない、という方は非常にたくさんいらっしゃいます。
動けない理由にも症状は様々です。
まず、最初に症状をお伺いしたいので、メールかお電話にてご連絡ください。どのような場合であっても改善方法はありますので、動けるようになると思います。
中川式腰痛治療法は、「すべり症」の患者さんを延べ1000人以上、完治させておりますのでご安心下さい。