まずは下の動画をご覧下さい。中川先生がブロック注射についてお話をしています。
ブロック注射というのは、神経ブロックの伝達回路を断って痛みを抑えるというものです。
しかし、それで治るわけではないんですね。整形外科などでブロック注射を打って、あるいはリハビリの方へ回すというのが結構あるようですが、ブロック注射では治ることがないということをしっかり説明してもらわないといけないと思います。
私の知っている整形外科の先生はブロック注射を試しても2回以上はやらないといけないといわれていました。
あるいは大先生に診てもらったという方で60回も神経ブロックをやった方もいます。
そういう方は、一時的に痛みを抑えているに過ぎませんから、どんどんどん症状が悪化しています。
神経ブロックを打つ元がなんなのかが分からればそれに対する対処法ははっきりしていると思います。
神経ブロック療法は抜歯するときの麻酔や、がんの痛みを抑えるときなどに使用されていますが、腰や足の痛みにも使用されています。
神経ブロック療法は外来で行え、すぐに痛みを抑える効果があるため、薬剤の内服やる理学療法などで効果が得られない場合によく行われます。
痛みが強いときや持続するときなどに有効とされています。
まれに血圧低下やアレルギー症状がでる恐れもあるため、医師から十分な説明を受けることが必要です。
腰部脊柱管狭窄症に対する神経ブロックには主に2種類あります。
①硬膜外ブロック注射
②神経根ブロック注射
2つとも足の痛みや間欠跛行を一時的に解消するために行われているようです。
腰部脊柱管狭窄症で下肢痛や間欠跛行など、馬尾または神経根の障害で痛みを訴える患者さんに行われる方法です。
脊柱管内の硬膜より外側の腔に局所麻酔薬と同時にステロイド薬を注入し、ここを通る神経をマヒさせます。
痛みの発生する部位の違いによって腰椎硬膜外ブロックと、仙骨硬膜外ブロックがあります。
<腰椎硬膜外ブロック>
横向きになった姿勢で、正中の棘突起の間から針を刺入する方法と、少し外側の傍正中部から刺入して硬膜外腔に薬剤を注入する方法があります。
<仙骨硬膜外ブロック>
腹ばいになり骨盤の下に枕を当て、お腹やお尻をやや高く持ち上げた姿勢で、尾骨のすぐ上にある仙骨裂孔から針を刺して局所麻酔薬(時にステロイド薬)を注入する方法です。
硬膜から脊柱管の外に出た神経根の1本だけを選び、局所麻酔を注入します。
腹ばいになり、下腹部に枕を当てて腰椎の曲がる角度を小さくした姿勢で行われます。
神経根の部分をレントゲン透視で確認しながら行われます。
また、神経根を正確に捉えるため、麻酔剤の注入前後に造影剤を注入して行う場合もあります。
いずれも注入された薬剤が直接神経根に触れるため、電気が走るような痛みを感じます。
しかし、この造影剤の流れを観察することにより、神経根の圧迫状態を調べるという検査的な意味もあるようです。
腰部脊柱管狭窄症のうち、変性すべり症などに多い腰痛やお尻周辺の痛み、後ろに反った姿勢になったとき大腿部(太もも)に生じる痛み、体を動かしたときに強い痛みを感じるケースなどを緩和します。
治療ベットの上に斜めに横たわってレントゲン透視を受けながら、椎間関節に少量(1mlほど)の局所麻酔を注入します。
医師が見て効果があれば、数回繰り返します。
ですが、上記に記した様々なブロック注射はあくまでも対処療法だということを知っておいて下さい。
繰り返しになりますが、ブロック注射というのは、神経の伝達回路を絶って、痛みを抑えるというものです。それで治るわけではなく、その間はどんどんどん病状が悪化しているということを知って下さい。
私が今まで診た患者さんの中で、60回もブロック注射を打たれたというMさんとういう方がいました。
これはNHKに何度も登場する名医といわれる先生が診た患者さんなんですが、「分離症」と「すべり症」と「狭窄症」を併発していた重症な患者さんでした。
その有名な先生がやったことは、神経ブロックを60回。
それからステロイド注射を5、6回やって、それから椎間関節の中に注射をまた5、6回やって。それで体が無茶苦茶になってしまい、 最後に私のやっている東京の方の診療所に来たのです。
それで体を診てあげたら、もう1日目で感触が分かってしまったんです。「これは良くなる」と。非常に努力家な方なんですが、ただトレーニングが方法が間違っていました。
間違ったトレーニングをやっていたのがそもそもの原因だったのです。
筋力はあるけれど、もの凄く体のバランスが悪い。
それを一生懸命治療をして、「今の状態だったら、サプリメントはこれ位のものを摂って」というような色々な話をして治療を続けた結果、今はものすごく元気になりました。
今までに様々な○○病院の先生。有名な先生ばっかり回ったそうですが、「有名だから治す」というわけではないということです。判断をして薬は出すけれども、「治す」ということに関しては一切手をかけてないんです。
なんで分離すべりで狭窄を起こしているところを注射で治すのか。原理が無い。
これで治るという原理があれば、いくら打っても構わないと思いますが、治ることはなく悪化させているに過ぎません。それなのに60回も打ち病院に何ヶ月も通わせる。
そんなのが有名な先生だというので、今までで一番憤りを感じた例です。
その後Mさんは元気になりました。
あなたのその辛い痛みを改善することは難しいものではありません。どうか、私を信じて治療に専念してみて下さい。私、中川卓爾はあなたの痛みが改善するまで、全力でサポート致します。
Q:ブロック注射を受けましたが、
以前と変わらぬ痛みがあります。
A:ブロック注射はあくまでも麻酔です。
ブロック注射は、腰痛を改善してくれるわけではないのです。
脳に痛みを伝える神経をブロックしているだけのものです。
ブロック注射をした後に、痛みが変わらない場合、ブロックした神経が違っていたのだと考えられるでしょう。
また、局部の痛みが消えたものの、また異なる部位が痛み出した場合は、他の筋肉も硬くなってきたのだと考えられます。
局部の筋肉が固まっているまま、他の筋肉にも負担がかかると痛みを感じるのは当然のことでしょう。
まず腰痛の本当の原因を知ることが重要ですので、原因を知り、
その後、中川式ストレッチで解消していきましょう。
Q:中川式腰痛治療法は30日で改善するということですが、治療院まで行かなくても自宅で簡単にできるということですか?
A:もちろん、そうです。
自宅でやっていただくだけです。
Q:現在、腰の痛みからほとんど動くことができないのですが…
A:動けない理由にも症状は様々です。
このように腰痛が原因となって動けない、という方は非常にたくさんいらっしゃいます。
動けない理由にも症状は様々です。
まず、最初に症状をお伺いしたいので、メールかお電話にてご連絡ください。どのような場合であっても改善方法はありますので、動けるようになると思います。
中川式腰痛治療法は、「ブロック注射」を打たないと立つことも出来なかった、重症の患者さんを延べ1000人以上、完治させておりますのでご安心下さい。