毎日、デスクワークを長時間しているなどの場合、体の筋肉がこわばってきて、血行が悪化し、新陳代謝が低下してきて、腰痛になりやすくなります。またこの場合、定期的にストレッチや体操をして体の筋肉を伸ばすことは、腰痛の予防に最適な方法です。
出来れば仕事の合間を見計らって椅子の上などでできるものを実施すると、筋肉の疲れを効果的に取り除いていくことが出来ますので、腰痛の予防には最適です。
また、腰痛を持っているという場合にもよく勧める場合がありますが、実践をして痛みが悪化する場合は他の方法を探すか、病院で検査を受けることが推奨されます。
一般的に実践をする場合、気をつけるべきこととして、まず、絶対に無理をしないこと、特に痛みがある場合は安静にしたほうが効果はアップします。また、ふざけて反動をつけてみたり、無理な範囲まで筋肉を伸ばして効果をアップさせようとしないことも大切です。
もちろん痛みが出てしまったらすぐに中止して、医師の意見にしたがうことが大切です。自分のペースを乱さないためには、人の真似をしたり、人と一緒にしたりすることも避けたほうが無難です。
ストレッチとは、筋肉の伸び縮みするという性質を最大限に利用して、その正常な柔軟さを取り戻すためのものです。筋肉はゴムに似ていて、緊張から解き放たれればできるだけ弛みます。
つまり伸ばさなければ弛みが起きないわけですので、出来るだけ伸ばすことが大切です。伸び縮みさせてやわらかくなった筋肉は、その強度を増すための土台を整えますので、筋力トレーニングの前などにも、良く行われます。
最近では、マッケンジー法のような腰を反らせることを基本としたものもあれば、ウィリアムズ法のような前かがみになるタイプのものもあります。これらの中から、自分の腰の症状にあわせて選択していくことが大切です。