腰痛には様々な症状がありますので、どの方法が自分の症状にマッチしているのかをよく考えてから実行すべきです。
特に椎間板ヘルニアや関節症などで痛みがある場合は、間違えたやり方では症状を改善させるどころか、より悪化させてしまい、治療も長引いてしまうという結果になる可能性が高くなります。
椎間板ヘルニアや関節症の治療においては、まず安静にして痛みを改善させてから、様々な保存療法を用いていくのが常です。
そして痛みが実際に改善してきたら、再発の予防に努めるのが最も有効なやり方です。腰痛のトレーニングを行う前には、必ずストレッチをして筋肉の柔軟性を高めておく必要があります。
特に腰、背中の筋肉を充分にストレッチして、体を温めると、効果はその分アップします。ストレッチはそれだけでも腰痛に効果がありますので、デスクワークの合間の時間などにも継続させることが大切です。
ストレッチをしたら、衰えてしまった筋肉をアップしていきます。疲労しにくい、腰部を充分にサポートできる、いわゆる自然なコルセットとして機能するようにしていきます。
腰痛のトレーニング方法は様々ですが、軽度の腰痛に効果のあるものは多くあります。まずは腹筋や背筋を鍛えることが先決ですので、腹筋運動や背筋運動を徐々に負荷の高いレベルに上げていったり、自分にあった方法でこれらの筋肉を鍛えていくのがいい方法です。
ヨガなどもお勧めです。ヨガによって精神を安定させ、呼吸法を改善していけば、腰痛を改善出来るだけでなく、腰痛になりにくい体を保つことが出来るようになります。
また、血行を良くし、疲労物質を除去するために、自転車に乗ったり、水泳をしたりする有酸素運動も取り入れると効果は高まります。
これらは腰への負担はそれほどなく、リラックスしてできるというメリットがあります。徐々に軽いメニューからアップさせていくのが理想的です。