腰痛といってもその症状も痛みの度合いも人それぞれです。中には病院で手術をしなければならないまでに悪化してしまっている場合もあります。
腰痛は早期のケアが大切になります。体操やストレッチなど、様々なケア方法がありますが、ツボ押しも1つの効果的な方法です。
腰は常に背骨を支え、上体の重さを支えています。この大きな負荷からくるダメージをケアしないと、筋肉が緊張を続け、血液が滞って疲れや痛みが発生しやすくなってきます。
まずは血液の循環を良くすることが大切です。また、腰のツボを押すことによって筋肉の緊張を和らげることも効果があります。
また、誰かの助けを得ながら家庭ですることもできますが、指圧する場所には個人差がありますので、初めはどこを押すのか確認するためにも、プロの施術を受けると効果が上がります。
腰のツボは、主に背中に集中しています。このため、自分で見つけるのは困難と言えますが、手足などにも多くあります。
主なものは、委中、 承山、 三陰交、 崑崙等です。また、手にある中渚、腕にある外関も腰痛に効果があります。
委中(いちゅう)は膝関節の裏側のあたり、シワの真ん中ほどにに位置しますので、それを強く刺激します。
また、承山(しょうざん)は足の裏側で、ふくらはぎが盛り上がった部分からちょっとしたのあたりのくぼみに位置しています。
足関節の背面中央の部分がギックリ腰のツボです。ここを効果的に押したりマッサージすれば、日常生活の中での腰のケアとしてはなかなか満足のいくものですが、出来れば腰のストレッチや腹筋や背筋のトレーニングを追加で行うようにするとより効果が上がると思います。
腰痛のツボはこれらの他にも多くありますが、一人でやる場合はあまり無理をせず、手が余裕で届く範囲に限定したほうが継続しやすいと思います。
また、気持ちがいいからといってあまり回数を増やさずに、リラックスして継続させるのが一番です。