腰痛になると、治療の効果を上げるために、また、再発の予防のためにも、腰痛体操をすることが大事です。
腰痛体操は筋力トレーニング、そしてストレッチ効果をもたらし、腰周りの筋肉の力をアップさせることで動作時の腰の負担を軽減させることができます。
また、腰痛の原因によって、それに適用される腰痛体操の種類は違い、間違えると返って逆効果となる場合があります。
特に治療中の方は痛みがひどくなってしまうことがありますので、必ず医師の指示に従わなければなりません。
また医師の指示通り取り入れたとしても、他の部位に痛みが出たり、違和感を持ったりするケースも考えられます。この場合も忘れずに医師に相談することが大切です。
腰痛体操には様々なものがありますが、すべてに共通して云えることがあります。それは、決して無理をしないことです。
一定回数こなさなければならないと勘違いして、途中挫折しそうになっても、なんとかクリアしたというようなケースでは、逆効果になってしまう可能性は高いと言えます。
痛みのせいで出来ない場合は、決して実行しない、ということも意識しておかなければなりません。また、一定の方向に曲げたり伸ばしたりということだけが出来ないという場合も、同様に避けるべきです。
また、出来るだけ継続させることが大切になってきます。痛みのせいで出来ない場合もある、ということは仕方ありませんが、痛みが軽減したからしないようになった、ということではまた痛みが出現しても誰にも文句を言うことはできません。
力が自然と及ぶ範囲内で、じっくりと腰をすえてかかることが必要になってきます。その他、専門家の意見を多く取り入れて充分に吟味して実行したほうが効力は上がりますので、決して自分の想像だけでアレンジしたりしないようにすることも大切です。
痛みが無いからといって指示されていない方向へのストレッチをしたりすると、他の部位に影響が出る可能性は高くなりますので注意が必要です。